手話通訳士試験の申し込み・合格発表・難易度・過去問・試験内容など【第31回】

厚生労働省(「平成18年身体障害児・者実態調査」)によると、「聴覚・言語障害者」の数は36万人(者:343,000人、児:17,300人)であり、意思伝達の手段として、「手話・手話通訳」や「筆談・要約筆記」が活用されています。

手話により聴覚に障害をもつ人と健聴者との橋渡しをする「手話通訳」に関する専門的知識・技能について審査・証明を行うのが、「手話通訳士試験」です。

手話通訳技能について審査・証明事業を行う法人として、厚生労働大臣の認定を受けた「社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター」が手話通訳士試験 (手話通訳技能認定試験)を実施しています。

 
手話通訳士は、公共施設や自治体、民間企業などでのニーズが高まりつつあります。

現在、手話通訳士の登録者数は3,700人を超えましたが、その数はまだまだ十分とはいえない状況です。

手話通訳士の登録人数は3,714人(2019.4.30更新)

スポンサーリンク

手話通訳士試験の基本情報

資格の種類公的資格
受験資格20歳(受験日の属する年度末までに20歳に達する者を含む)以上の者。
試験内容
  • 学科試験:四肢択一方式(マークシート方式)
  • 実技試験:読み取り通訳、聞き取り通訳
試験日10月上旬の連続する2日間
合格発表日翌年の1月末
試験地
(試験会場)
東京、大阪、熊本
受験手数料21,600円(税込み)
受験申し込み
受付期間
5月中旬~6月中旬
お問い合わせ 社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター 公益支援部門
〒153-0053
東京都目黒区五本木1-8-3
TEL:03-6833-5003(直通)
FAX:03-6833-5000
URL:http://www.jyoubun-center.or.jp/

手話通訳士試験の詳細【第31回】

厚生労働大臣公認「第31回手話通訳士試験(手話通訳技能認定試験)」を次のとおり実施します。

受験資格

20歳(受験日の属する年度末(令和2(2020)年3月31日)までに20歳に達する者を含む)以上の者。

試験日

年1回の実施(10月上旬の連続する2日間)

試験日
学科試験令和元(2019)年10月5日(土)
実技試験令和元(2019)年10月6日(日)

手話通訳士試験の試験内容(試験時間・試験科目・問題数)

試験時間試験科目・問題数



13時00分~14時30分
  • 障害者福祉の基礎知識:20問
  • 聴覚障害者に関する基礎知識:20問
15時00分~16時30分
  • 手話通訳のあり方:20問
  • 国語:20問



試験時間は
受験者に別途通知します
  • 聞き取り通訳(音声による出題を手話で解答):2問
  • 読み取り通訳(手話による出題を音声で解答):2問

※12時30分からオリエンテーションを行います。

※「学科試験受験者」および「学科試験を免除される者」が実技試験を受験できます。

学科試験の免除

第30回手話通訳士試験の結果通知に「学科試験については合格基準を満たしておりました」と記載されている者については、申請により学科試験が免除されます。

実技試験(読み取り通訳・聞き取り通訳)の試験方法

試験方法
読み取り通訳講演、相談、医療、文化活動などに関する2分程度の問題を2題出題。
モニター画面に映し出される手話を見ながら、日本語音声で同時通訳する。
通訳の正確さ、表現力、速さ、明瞭性を評価する。
聞き取り通訳講演、相談、医療、文化活動などに関する2分程度の問題を2題出題。
録音した日本語音声による試験問題がCD等で再生され、それを聞きながら、
手話で同時通訳する。

通訳の正確さ、表現力、円滑性・速さ、態度を評価する。

試験地(試験会場)

東京、大阪、熊本で実施します。学科・実技共に各試験地の同一会場で行います。

試験地試験会場
東京日本社会事業大学 清瀬キャンパス
東京都清瀬市竹丘3-1-30
大阪パナソニック株式会社 人材開発カンパニー
大阪府枚方市菊丘南町2-10
熊本くまもと県民交流館 パレア
熊本県熊本市中央区手取本町8-9 テトリアくまもとビル9・10階

手話通訳士試験の合格発表(試験結果の発表)

令和2(2020)年1月31日(金)

受験者全員に試験結果通知を郵送します。合格者には、合格通知とともに「手話通訳士登録の手引」等を併せて郵送します。

合格者の受験地および受験番号を、情文センターに掲示する他、情文センターウェブサイトに掲載します。

手話通訳士試験の受験申し込みの手続きなど

受験申し込みまでの流れはこちらになります。

(1)「受験の手引」および「受験申込書」の入手

  • 社会福祉法人 聴力障害者情報文化センターのホームページよりダウンロードで入手
  • 郵便請求で入手
  • センターの受付にて直接入手

    

(2)「受験申込書」の記入 ※受験手数料の払込み

    

(3)「受験申込書」の送付(簡易書留郵便にて) ※受付期間に注意

受験申し込み受付期間

令和元(2019)年5月10日(金)~令和元(2019)年6月15日(土)

当日消印有効簡易書留郵便のみ受付です。

※学科試験免除対象者も、上記期間内に学科試験免除申請手続きおよび受験申し込み手続きを行ってください。

受験の申し込み方法

受験申込書(全2ページ)を、以下の要領で送付してください。

  • 不着等の事故を防止するため、必ず郵便局窓口にて、簡易書留郵便でお送りください。簡易書留郵便の控え(「書留・特定記録郵便物等受領証」)は、受験票を受け取るまで必ず保管してください。
  • 封筒(角型2号)に折らずに入れてください。
  • 封筒の表面に「受験申込書在中」と朱書きし、封筒の裏面には申込者氏名・住所を記載してください。
  • 受験申込書の郵送は、受験申込者1名につき1枚の封筒を使用してください。

受験票の発送

令和元(2019)年8月1日(予定)に郵送します。

手話通訳士試験の過去問・正答

第15回~第30回手話通訳士試験の過去問・正答です。

「学科試験の問題・正答」と「実技試験の問題文・要約文」を掲載しています。

手話通訳士試験の過去問・正答はこちら。

手話通訳士試験の合格率(過去5回分)

試験受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
第26回95610611.1
第27回1,076232.1
第28回1,05811911.2
第29回1,037858.2
第30回1,1051089.8

過去(第1回~第30回)の手話通訳士試験の合格率や合格率の推移についてはこちらになります。
手話通訳士試験の合格率・受験者数・合格者数・合格者の平均年齢など

手話通訳士試験の難易度

手話通訳士試験の難易度:(やや難しい)

  • 試験は年1回
  • 試験は学科試験と実技試験
  • 実技試験である日本語音声→手話、手話→日本語音声の「同時通訳」が難易度高め
  • 手話通訳士試験(全29回)の平均合格率は15.3%
  • 手話通訳士になるには、少なくとも実務経験3年程度の実力が必要
  • 第29回手話通訳士試験合格者の平均年齢:47.4歳

同時通訳の難易度、平均合格率、実務経験3年程度の実力などから、手話通訳士試験の難易度は「やや難しい」 です。

タイトルとURLをコピーしました